C型肝炎の原因

肝炎とは、肝臓に炎症が起こり、細胞が壊された病気です。肝炎ウイルスにはA・B・C・D・E型があり、日本においては、B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルス感染による肝炎がその多くを占めています。C型肝炎にかかっている人は全国で100万人~200万人といわれています。「21世紀の国民病」と呼ばれることもあります。 C型肝炎は進行することが多く、人によっては肝硬変や肝臓癌になることがあるため、放置していたら怖い病気です。これから肝炎の原因について説明します。

C型肝炎の原因は、C型肝炎ウイルスです。C型肝炎ウイルスは、感染している人の血液が他の人の血液内に入ることによって感染します。感染経路として最も多いのが輸血で、全体の約4割を占めます。しかし、平成元年(1989年)からは献血による血液にもC型肝炎ウイルスの検査が行われるようになったため、その後、輸血が原因のC型肝炎は大幅に減少しています。その他の感染経路としては、下記の表にあるようにC型肝炎ウイルスに感染している人と注射針や注射器を共用した場合などがあります。なお、C型肝炎ウイルスは、くしゃみやせき、抱擁、食器やコップの共用など、日常の接触で感染することはありません。